2018年2月26日月曜日

軽トラ買いました

突然ですが、古い軽トラを買いました。
いえ、長年欲しかったので正確には「念願の」です。

僕のメインの仕事は絵描きなのですが、個展や展覧会などで大きな絵を運ぶのに、ずっとレンタカーを借りていました。
この費用がバカにならない。
ハイエースを行き帰りで2回も借りたら、絵が売れてもやもすれば赤字の危機(笑)

さしあたってのメイン使用のBMW(528i)も1年ほど前から消耗ユニット総とっかえの時期に差し掛かり、非稼働の時間が増えて、しばしば代車が必要な状態でした。

いえいえ、必要不必要を越えて、欲しいものは欲しい。


SUBARU R2 S スーパーチャージャー、4WD(ビスカス)
以前、スバルR2のS、スーパーチャージャー付き4WDというフルスペックの軽スバルを新車で所有していたこともあって、スバルの軽にはかなり惚れ込んでいました。
なんせ他メーカーの軽とは別次元の高速走行安定性、4気筒故の鋭い吹け上がり、低重心のコーナリング、4輪ディスクブレーキ。その辺の小型車よりもよっぽど「ちゃんと自動車している」のです。
いやあ、このクルマは本当に良かった。スポーツ軽は別としても、走行性能とデザインに限って言えば、軽自動車史上最高の乗用車じゃないでしょうか。室内幅が恐ろしく狭いという致命的な欠点に目をつぶれば。


なので軽トラも、買うならスバルのサンバーと決めていました。
当然ダイハツのOEMではなく、正真正銘、50年の歴史を持つRR(リヤエンジンリヤドライブ)のスバル製のスバル・サンバー。



↑これは初代。めんこい。4輪独立懸架、2ストローク2気筒360ccエンジン。これの乗用版、名車スバル360に父が乗っていました。(https://members.subaru.jp/know/museum/subarusambar/ より転載)


子供の頃、街で良く見かけたのはこれ↓

塗装がつや消しのが多かったなあ(紫外線劣化で)。


最終型がこれ↓ (TT〜TW型)


完成されたサンバー。これは本気で欲しくて、ワゴン型の方を最後までR2と迷いました。
結局ワゴンは3速ATしか設定がなくて、CVTのR2を選んだのです。


それから10年、やっぱりサンバーが欲しい。
ただし中古車。
気がつけば空前の軽トラブーム。
探してみても長いことなかなかちょうどいいのには出会えませんでした。

元々軽トラは仕事グルマ。
酷使されているものが多く、またサンバーはひときわファンも多くて、ボロい割には値段がちっとも安くない。
中には20万キロ超も珍しくありません。
20万キロって、軽ならそろそろエンジン交換でしょう。

もちろんそれなりのお金さえ出せば、ピカピカのは買えます。
スバルがサンバーの製造をやめてから6年が経過、当然新車はもう買えませんが、デッドストックが結構あるのも知ってる。

でもそういうことじゃない。
使い古してるけど、メンテや修理をしながらちゃんと使える…っていうのがいい。

本格的に探し始めてから気がつけば3年が経過。
一時は諦めかけていたのですが、2018年を迎えてやっと出会えました。

というわけで、前置きが長くなりましたが、これです。

1995年式のKS3。


ちょうどいいヤレ加減です。

探している時は、あまりのタマ数の少なさに
「もうどんなオンボロでもいいや」
と覚悟をしていたのですが、なんとやっと出会えたのは意外にも10万キロ以下という低走行。
そしてなんとワンオーナー(状況推測)。

点検記録簿もしっかりと残っていて、消耗品関係もきちんと整備されていた様子。
7万キロの時点でタイミングベルトも早め交換されていて、いたれりつくせりです。
諦めないでよかった。

予算もちょうどいい。
残念ながらスーパーチャージャーも4WDも、そしてエアコンすら付いてませんが、それでいい。RR、四輪独立懸架がスバルの原点。プリミティブにしてベスト。




「SUBARU ☘CLOVER4 」の文字が眩しい。


1990年代に作られたKS型は、最後のキャブレター仕様、オートチョーク式です。
本当はもっと古典的な手動チョークの方がメンテや暖気も煩わしくなくて良かったのですが、時代的には仕方がないです。

そしてマニュアルシフト!これ大事。






超シンプルなインパネ。


気になるところは、若干、シフトの入りが渋い時があって「シンクロスリーブがヘタってるかなあ」という感じですが、ギアオイルを交換してやれば少しは良くなるでしょう。

以前乗ってた古いアルファなんか1速〜2速のスリーブがない上にリンケージが不正確で、ダブルクラッチ必須のクルマでしたから、こんなのは不具合のうちに入りません。


それからギャップを越えた時になんとなく車体の挙動が上下方向にやや大げさなことがあります。
キャブオーバー(タイヤが座席の真下にある)車はある程度仕方ないのですが、そこを差し引いたとして、気のせいでなければショックアブソーバーはそろそろ交換時期かもしれません。
減衰自体はそんなに悪くはないので、後々ゆっくりと対策していけばよいでしょう。
それでも左右に動くことは全くなく、直進安定性は申し分ありません。
首都高も流れに乗って走れる!
さすがスバルという感じです。




(荷台カバーつけて後ろのエンジンフードを開けたところ)

手始めに、ホームセンターで安い荷台カバーを買ってきて取り付けました。
今回の個展搬出はこれで行ってきます。


いやあ、珍しくテンション上がってます(笑)


2018年2月21日水曜日

BMW再稼働



クルマも治ったことだし、このバカにお高い代車もそろそろ洗車して返してしまわないと気が気じゃないのです。タイヤの減りもハンパじゃないし(−_−;)

たぶんオーナーよりも手足の様に操れる様になった。
でも、やっぱり代車は軽トラの方がいい。

荷物詰めるし。軽トラ最強。うん、軽トラ買おう。

2018年2月12日月曜日

サトチヒロ 2018 春展





サトチヒロ(ChihiroSATO)2018年最初の個展のお知らせです。
旧作〜新作取り混ぜて展示します。
ゆるい感じです。

先週までの【うめはる展】で展示された作品も展示致しますので、見逃した方はぜひどうぞ。
森の中のカフェで、美味しいコーヒーを飲みながら、ゆっくりとくつろいでください。
【サトチヒロ 2018 春 展】
2月15日(水)〜2月26日(月)
11時〜17時(火・水は定休日)
杜のカフェ・ヴィエント
埼玉県伊奈町小室6093-3
お問い合わせ
048-722-2303



在廊日はまだ未定ですが、電話連絡頂ければ、10分ほどで駆けつけますのでお知らせ下さい。
ニューシャトル丸山駅もしくは、高崎線及び宇都宮線の(湘南新宿ライン・東京上野ライン)上尾駅、蓮田駅からバスが出ています。「小室志久」下車徒歩2分。
駐車場は8台分ぐらいあります。

どうしてもたどり着けない場合は、最寄りの駅までお迎えにあがります。個展前半は、1名限定(ツーシーターなので)。後半はセダンが復活する予定なので、4名まで大丈夫です。(月・火・水を除く)
あ、お迎えご希望の方は、ぜひ絵を買って下さいヽ(`▽´)/

2018年2月11日日曜日

【うめはる展】終了



【うめはる展】@銀座ギャラリーあづま、盛況のうちに終了しました。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございます。
銀座の街は今日もきらきらして、そしてやさしい。

2018年2月7日水曜日

うめはる展やってます



13人の画家による素晴らしい作品がたくさんです。ぜひ足をお運び下さい。
僕(サトチヒロ CHIHIRO SATO)の作品も展示しています。


【二科展出品者によるグループ展「うめはる展」】
2018年2月5日(月)〜11日(日)
11:00〜18:30(最終日16:00)
銀座ギャラリーあづま
東京都中央区銀座5-9-14
銀座ニューセントラルビル1階
Tel 03-3572-8378


サトチヒロ在廊日
7日水曜日15時〜
10日土曜日11時〜


展示をやるたびにいつもそうなんですが、ギャラリーに自分の作品が掲げられた瞬間に、関わってくれた人、見に来てくれた人、買ってくれた人への感謝の念が、ぶわーっとこみ上げてきます。
普段は一匹オオカミ気取ってるくせにね。
創作は孤独な作業だけど、それが自分の手を離れる瞬間に、孤独じゃ決してやってられない事だらけになるのです。

2018年2月3日土曜日

【メモ】サーモスタットハウジングOリング20180203

サーモスタットハウジングとシリンダブロックとの接続Oリング。
3.5mm軸径、60mmというサイズだけど、それが内径か外径か、ずっと悩んでた。
ハウジングの形状から言っても、押し付けがないのはおかしいので
内径60mmでないと辻褄が合わない。
ということで、内径60mmで見切り発車。材質はともかく、取り敢えずアマゾンにあったので注文。

塗りたくった液体ガスケットは、キャブクリーナーで落ちることを確認。プラスチックを溶かさず。