2018年12月27日木曜日

サンバー鍵修理

先日車上狙い(未遂)事件に巻き込まれたサンバーのキーシリンダーの修理をしました。



修理といっても、気合いで分解しただけですが。



もう、無理やりバラバラにしてますが、あとから考えるとここまで分解する必要はなかった……。


キーシリンダーは、マイナスドライバーか何かを無理やり突っ込まれて、キーがすっと挿せない、挿せても回らない状態になっていました。
分解してみると、キーシリンダーとピンのクリアランスがものすごく繊細で、少しでも歪んでるとピンが動かなくなってしまうようです。



精密ドライバーで少しずつクリアランスを調整するけど、一つのピンがスムーズになると、隣が渋くなる。



何を言ってるのか分からないかもしれないが、僕もよく分かってないでやってます。
それでもエイヤーでとりあえず直しました。



ちょっとザクザクになってしまいましたが、とりあえず機能はするようになった。

しかしなんでこんなことを初見でできるのか自分でもよく分からない。
前世は金庫破りだったのか?

なことはどうでもいいとして、キーシリンダーをこじられた時に、ドアパネルとキーシリンダーを固定しているクリップが、どこかに弾け飛んだみたいで、まだ見つかってません。

おそらくドアパネルのどこかに落ちてるはず。

ドアパネルの袋部分を上から覗いた様子。
ちょっと目視では探すのは無理。
ドアトリムと雨漏り防止のビニルシートを全部剥がして(経年変化でボロボロ)からじゃないとできない作業なので、また時間のある時に探します。

エルグランドさっそく御老体の体調不良を発揮する

最低限のオイル交換も済ませ、ひとまず仕事の合間に取材とキャンプ(車中泊)のリハビリがてら、少し遠めのドライブに行ってきました。

目的地は塩原温泉の奥の秘湯。
途中、雪が道端に残るかなり険しい山道を含め、往復で300kmほどです。




僕は実はそれなりの頻度であちこち温泉に行くのですが、SNSにもほとんど上げることもないしレポートにも全く興味がないのです。温泉ブログじゃないし。
なので、詳細についてはバッサリ割愛します。
行くのはなかなか大変なところですが、素晴らしいお湯です。
行けば分かるさ迷わず行けよ。

本題は、帰りの高速であります。
途中から雨が降ってきて、路面もかなり濡れています。
でも山道も高速も、4WD(オート)モードでかなり安定しています。
いやーこれだけの直進性があればストレスフリー
E51の4WDで良かったー……などと
100km/hを少し切るぐらいの流れに乗ってゆったりとドライブしていました。

しかしさっきから気になる「シャンシャンシャン」という金属音。

鈴を鳴らしているのか小さな鐘を鳴らしているのかサンタクロースか和田アキ子か

いや、前を走るトラックだなー……

……いや、自分のクルマだ!

どうも左前輪付近からのようです。
音がどんどん大きくなる。

すぐに最寄りのPAに寄ろうと側道に入り減速を始めると、今度は
「ゴゴゴゴゴ〜」という、恐ろしげな音が!

「タイヤか!?」

でもハンドルを取られる様子もなく、スムーズです。
音の割に振動も全くありません。

ともかくクルマを停めて下回りをぐるっと確認。
何にも起きてません。

念のため、ディスクのローターにも触ってみますが、素手で触れるぬるさ。

しばらく休憩して再び走り始めると、何事もなかったかのように、スムーズに走り始めました。

さて、これは例のアレか?

E51エルグランドについては、譲り受ける前から何点か車種特有の起きがちなトラブルについて事前に知識は得ていましたので、帰路あれこれ想像を巡らせました。

その有力候補が
前輪(特に左前)のハブベアリングが弱く、ひどいのになると40000km前後でベアリングがダメになる。
というものです。

4万キロですか。それはリコール案件では。

でもこっちは16万キロですからね、何が起きてもおかしくない。

ゆっくりそろそろと、2WDに切り替えて、まあ、ひとまずこの日は大事に至ることなく、無事帰宅できました。

(続く)




2018年12月19日水曜日

エルグランドオイル交換(167700km)



中古車(大古車)は、手に入れたら何はともあれまず油脂類交換。
そしてよほどお財布に余裕があるのでない限り、出来ることは自分でやんなくちゃです。
そでなきゃ新車買う。

うちに来た時点で既に、エンジンをかけるたびにオイル交換とオイルフィルター交換時期サインがうるさく鳴り響いていました。

もっともこの時代のエルグランド(日産車全般?)のメンテナンスサイクル警告は、オーナーが任意にキロ数を設定できたり、リセットできたりが可能なようで、あんまり信用はできませんが、整備記録を見ても少なく見積もっても1万キロ以上は交換されていない様子。
ゲージを見ても、MINの目盛りを大幅に下回っています。

フィルターは後回しにしても、オイルは早急にやらねば。
日和の良い日を選んで、作業しました。



VQ35(V6 3.5L )。
カバーはともかくとして全体的に年式の割にはかなりきれいなエンジンルーム。それなりにメンテしてきた結果でしょうけど。
それにしても狭い。これでも縦置きFR
エンジン本体に手を入れる時はどうするんだこれ?

排気量はクライスラーのグランドボイジャーとほぼ同じサイズですが、向こうはああ見えて横置きのFF。
ところで、グランドボイジャーも迷ったのですが、FFなのはまだいいとして、日本仕様の右ハンドルだけなぜかATシフトレバーが床から生えてる。本国仕様はもちろんコラムシフト。なぜ本国仕様にしなかった。ミニバンのシフトが床から生えてたら全く意味なしの上に、ものすごく遠くて使いにくい。

E51 エルグランドは、コラムシフトではないけどよりわかりやすいインパネシフト。


今回はひとまず上抜きです。


長年愛用の真空引き式手動ポンプで古いオイルを上から抜く。




規定は4.7L(オイルフィルター分込)
しかし、4L抜けてないですね。減ってたもんなあ。

そして、新しいオイルを入れるわけですが、オイル注入口がボンネットの奥の方に鎮座していて、ジョッキの注ぎ口では直接入れられそうにありません。
仕方がないので、サンバーのギヤ・デフオイルを入れる時に使った漏斗&ホースを引っ張り出してきました。



まずはジョッキで2Lほど測って



少しずつ入れる。
点滴…というほどではないにしても、一気には入らないので
ちょっと注いでは様子を見、落ちたと思ったらまた注ぐ。



結果的に4.5L入りました。



オイルゲージがとっても長い。
僕が見た乗用車の中で一番長いオイルゲージは、フォードV8(E250)のそれ。
エルグランドの2倍はゆうにあります。ムチみたいに長い。

とりあえず、最低限のオイル管理は当面これでクリアです。
追っかけてBMWもやらなくちゃ。

しかし自分で書いてても、オドメーターの数値にはびっくりだ。







2018年12月15日土曜日

サンバー車上狙いに遭う(未遂)

用足しで何軒か寄った最後、スーパーで買い物をした際、荷物を助手席に入れようとして、サンバーの助手席側の鍵が壊れているのを発見しました。
鍵穴にキーを差し込もうとしたら、入らない。




「ん?なんか浮いてるな…」

よく見ると、シリンダーにもクルマのボディにも、マイナスドライバーか何かを無理やり突っ込んだ形跡があって捻じ曲がってしまってます。
明らかに意図して壊そうとした形跡。



ポロッと取れちゃった。。。


うーん…車上狙い?

来た道をしばらく考え込む。
警察署に車庫証明の書類受け取りに行って、それからスーパーで買い物して……。


ひとまず帰宅してから警察に電話して来てもらいましたが、場所を特定できないので調書が取れず、写真だけ撮って帰っていきました。

不思議に思ったのは、どうせクルマを盗むなら運転席側をやればいいのに、なんでわざわざ助手席側?しかも助手席側は、常にアクセスし難いところに停めてるのに…。

警察官の話では、車上狙いの場合、助手席からアクセスする傾向はあるとのこと。
助手席の足元に、カバンを置いてたのが見えたのか。
だとしたら、おそらくスーパーの駐車場に20分ほど停めている間に犯行を試みて、失敗したか、人が来たかで諦めて去っていったのかもしれません。

もう一つの可能性は、「反社会的行動」。
何人か、脳裏に浮かぶ容疑者はいるそうです。

とにかくクルマが盗られなくてよかったです(そうじゃない)。

あ、警察官は、「警察署にも停めてました」という僕の証言は華麗にスルーしてました(笑)
そういうもんなのかな。
案外灯台下暗しだと思うんだけど。







2018年12月11日火曜日

まずは燃費チェック

第一線での活躍を終えた"大古車"ですから、入手したらすぐにでもやらなければならないチェックはいろいろありますが、何はともあれまずは素の状態で試走と燃費チェックです。

燃費チェックは古いクルマの状態を知る一番手軽な方法。
ネットなどで調べると、新車当時の実燃費はだいたい知ることができます。
NE51エルグランド(4WD・V6/3500cc)のカタログ燃費は10/15モードで8km/L
ユーザーによる平均実燃費でだいたい6キロ台前半だそうです。

譲り受けた場所から乗って帰る際に、渋滞気味の都内を走った時は、5km/Lを下回るほどで、「こりゃフォード(E250/OHV・V8/5400cc)並かそれ以下か?」とやや青ざめましたが、後日気を取り直して、改めて街乗り〜高速〜山道を、1/3ずつぐらい、片道100km程度を往復してみます。

計測は満タン法ではなく、車載のコンピュータ頼みですので正確ではないですが、おおよその目安にはなるでしょう。

まずは住宅地〜市街地の乗り始め10分ほど3.3km/lの状態(これはこんなもんでしょう)から、比較的空いている国道のバイパスに乗ると、ほどなく6km/L台前半に。
さらに高速に乗って1時間ほど走ると、7.5km/lに。


この後、一般道を山道を交えて往復約200kmほど走って帰ってくると、最終的に8.4km/lまで浮上できました。

かなり気を使いエコ運転に徹したとは言え、カタログ値は辛うじて超えることができました。
車載コンピュータの燃費値はだいたい数%は差し引いて考えないといけませんが、直6/2.8LのBMWが同じ様なルートで走ると約9km/lですから、4WDのV6-3.5Lとしては、まあまあ、いやかなり上出来ではないでしょうか。
まだまだ現役でいけそうな感じ。

ただ、アクセルオフにすると空走出来ずにみるみる車速が落ちてしまうのは、どデカイ図体の空気抵抗のせいだけではない気もします。

BMWもそうだし、エルグランドより古くて空気抵抗の大きなフォードも、アクセルオフにしてからも1km近くは走れるのに比べると、エルグランドの巡航効率は良いとは言えない気もします。
ミッションやトルコンの設定なんだろうなー。

ところで、ABS警告灯はいつのまにか消えてた。
センサが汚れてるだけかな。


2018年12月10日月曜日

ダイコン買うようにクルマを買う

二代目エルグランドの車台型式はNE51。
通称E51エルグランドというそうです。
なんだかE39(BMW)と似てる…

そんなのはどうでもいいとして

10年ほど前に、仕事で知人のエルグランド(初代E50)を借り出して荷物を満載し、けっこうな距離を移動したことがあります。
その時、その積載力と、日産V6エンジンの静かさとトルクと取り回しの良さにすっかりやられてしまいました。

初代でも良かったのですが、やはりこれから維持していくのにはちょっと古いのと
スライドドアが片方にしかなくて、後部座席の人の閉塞感が。

バンというものに僕は次のような条件を探し求めていました。

バン(貨物車)として使えること
ウォークスルー(運転席から後部に車内移動できる)であること
FR(後輪駆動)であること
できれば4WDであること
できればガソリン車であること
できれば6気筒以上であること
エンジンと前輪は運転席より前にあること(キャブオーバーでない)
F100のキャンバスが2枚以上積めること
6人以上乗れること
対面座にできること(座席を回転できる)
後部座席窓が開くか、後部座席にサンルーフがあること
最後部座席が取り外せるか、もしくは床面に格納できること
寝られること
両サイドスライドドアがあること
JAFの牽引車で引っ張れるトレッドであること
オートクルーズが付いていること

そして
ダイコンを買うように買えること(値段も含め)
これが一番大事。
何年もローンを払ったり、何週間も何ヶ月も納車を心待ちにしているなんて、人生のムダ。
八百屋さんで野菜を買うように
クルマも買いに行って乗って帰ってこれるようになるべき
というのが、僕の考えです。

BMWもサンバーも、ダイコンを買うように手に入れました。
クルマは全てかくありたい。





エルグランドは、オートクルーズを除けば
上の条件を全て満たしていました。
オートクルーズはオプション設定になっていたんですね当時。

でもバンには必須の機能ですよオートクルーズは。
後付のアクセルコントローラーが出てるので、それをつけることにいたしましょう。

2018年12月9日日曜日

次期運搬車選び

11月のある日の夕刻。
個展の最終日。
土砂降り。
軽トラでの搬出作業。
大切な作品を濡らしてしまう。
……かなり心が折れました。

今年は父の死や、取材、関西方面往復など、長距離移動や作品運びが重なりました。
来年は、さらに増える見込み。

次第に軽トラやセダン(BMW)に限界を感じてきています。

というわけで仕事グルマを探すぞ。


で、いきなり結論から。
↓↓↓↓↓↓


じゃじゃーん。

二代目エルグランド(E51)3.5L 4WD 2004年前期型最終。

手のかかるBMWと、エアコンなし荷台屋根なしの軽トラもかわいいのですが
彼らの手に余る仕事をこなせるクルマってないものか
昨年ぐらいから細々とやっていました。

なるべく壊れないクルマがいいなあ。
でも新車〜5年落ちというようなピカピカのクルマは分不相応。
荷物、特にF100のキャンバスが入り、人を乗せる時は6人以上、いざという時は車中泊もこなせて、キャンプの運搬車にもなって、なるべく古く、なるべく維持費がかからず、可能な限り自分でメンテナンスできるクルマがいい。

紆余曲折はありましたが
最終的に「国産のミニバン」
ミニバンなら二代目エルグランド(E51型)一択。

なぜ一択だったのかは、またいずれ書きます。

今回のクルマは今までで最多走行車。そして個人売買です。
もはや売り買いというより、「あげる、貰う、その代り不具合文句言わない…」
というようなお年頃です。(もうすぐ17万キロ)



いつまで働いてくれるのでしょうね。
引取って乗って帰った翌日、さっそくABS異常の警告灯が出ましたよ(笑)



2018年12月4日火曜日

イグニッションコイル交換(103,800km)

前回のサーモスタット&ウォーターポンプ交換の後、無事に個展を終えることができました。
しかし間髪入れずに次なる個展が1月に控えております。

個展が近づくとなぜかビーエムさんの機嫌が悪くなるようで、11月に入った頃からアイドリングが時々不整脈になったり、交差点発進や、高速の追い越し加速でトルクがかかるとミスファイヤを起こしてガクガクっとなったり、どうもおかしな感じになってきていました。燃費もなんとなく良くない。

そもそもなんで制作が忙しくなると壊れるのだ。

「お れ に 絵 を か か せ て く れ え え」

などとという魂の叫びが、創作の肥やしになる筈もありません。

最初はラムダセンサーの寿命かなあと思って、うんざりしてました。
値段もすごいし、作業もまた複雑怪奇。

もう
キャンプぐるま 取材用グルマに、エルグランドが欲しいなあ」とか
「ボンゴの4WDなら林道にもいけるなあ」とか

またいつもの悪いクセで、血迷いがちな日々を過ごしておりました。


そんなある晩、寝入りばなに突然

「イ…グニッションコイルぢゃ…よ」

という老人の声が。

お告げだ。

「これは吉兆」

と素直にお告げに従うことにしました。


しかし、BREMI(部品メーカーの名前)と書いてあるこの部品。
純正だと安いとこでも一本12000円すんです。
それが6本要る
オーナー泣く

アマゾンの奥地を彷徨う
ぁゃιぃ中国商人に出くわす
6本分2本の値段でドカネと言われる
オーナー飛びつく

イグニッションコイルって消耗部品だったんかい…

ともあれ、買った。
すごいね
翌日届きました。

E39前期型M52 用の1748017相当で注文しました。


6本。
ちゃんとBREMIって書いてある。
テクノロジーメイドインジャーマニーとも書いてある。

……信じよう。


エンジンを隠してるチャチな樹脂カバーを外すと…


イグニッションコイルがあらわに。
ドライバーで配線ソケットのロックを外し


ソケットも外す


M10のボルトを2つ緩めれば


イグニッションコイルがすぽんと抜ける。
穴の奥底にはプラグが鎮座していますが…
今回は見なかったことにしておこう……。



新旧のコイルの比較。
右の古い方は、なんだか樹脂がとろけて本体が焦げてるようにも見える。
6本とも似たような感じ。熱害かな、それとも老朽化で漏電でも起こしたのか。

どうでもいいや。


新しい方にはBREMIの文字は見えるけど、すぐに消えてしまいそうなテキトーな印字。
BMWの文字もない。
細かいことは気にしないでさくさく行こう。


全部交換できた。30分もかからない。

ロックの金具が若干作りが雑で、ソケットのロックに苦労したのを除けば、問題なく置換できました。

試乗してみると、不調だったのが嘘のように軽快に回るようになりました。
燃費も少し良くなりました。

やっぱりお告げは正しかった。


いつも言ってることですが、BMWの良いところは、部品供給が20年経ってもあまり困らないところですね。
外装部品は次第に怪しくなりつつありますが、途方に暮れていたシトロエンやアルファとは比べ物になりません。
世界中で売ってるクルマはやっぱり違うなあ。

本当はついでに点火プラグも、いくらもしないんだし、交換しておけばよかったんだけど、今回は問題の切り分けもしてみたかったので、次回に見送りにしました。
作業工程はいくらもかからないから、いつでも開けてやるぜ。






2018年11月11日日曜日

「雨の森」(Rain Forest)

秋の個展も無事終えて
久しぶりに個展用の曲作りに取り掛かることができました。
1年ぶり。

早速一曲、小品ができたのでアップします。
相変わらずな感じですが……。

森を歩く自分の息づかいと、雨と、葉っぱに落ちる雨粒と、鳥達の声がおしゃべりしているようなそういうなにか。

4分ぐらいです。
BGMにどうぞ。

「雨の森」(Rain Forest)
https://soundcloud.com/user-655464220/rainforest

2018年11月7日水曜日

「魂のエナジーを持ち帰ろう」@中野・ギャラリー2549 終了いたしました。



おかげさまで一週間、無事終了いたしました。

初めての中野個展ははじめ、正直こんなにたくさんの方が見に来てくださるとは思いませんでした。
心配を裏切る来訪者の多さ。そしてみなさん、とても熱心に絵を見て、そして楽しんでいらっしゃる姿に感動しました。


個展は、何度やっても、同じ気持ちになります。
それは、始まるまではしんどくてバッキリ心が折れて、最後にはもうこんなの意味あんのかなあとか後ろ向きな気持ちになるのに、終わる頃には名残惜しくて、もっとこうやれたなあとか、いろんな人への感謝の気持ちで満たされて、文字通りの勉強と反省と新たなモチベーションとアイデアが湧いてくる泉になる。

皆さまありがとうございます。
次は銀座でお会いいたしましょう。


2019年1/29(火)〜2/3(日)
銀座幸伸ギャラリー1F 〒104-0061 東京都中央区 銀座7丁目7−1 銀座幸伸ビル1F
AM11:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)

そして立て続けに、「うめはる展」
「龍の小林正直」画伯が厳選したメンバーによるグループ展です。
2019年2/4(月)〜2/10(日)
ギャラリーあづま 東京都中央区銀座5-9-14 銀座ニューセントラルビル1F

2018年10月17日水曜日

サトチヒロ個展2018「魂のエナジーを、持ち帰ろう。」のお知らせ



今年のサトチヒロ個展は、2回に分けて開催いたします。

11/1(木)〜11/6(火)
ギャラリー2549 〒164-0002 東京都中野区上高田2丁目54−9
AM11:00〜PM8:00(最終日はPM5時まで)

2019年1/29(火)〜2/3(日)
銀座幸伸ギャラリー1F 〒104-0061 東京都中央区 銀座7丁目7−1 銀座幸伸ビル1F
AM11:00〜PM6:00(最終日はPM5:00まで)


サトチヒロのこれまでの作品と、2018年の新作を20点ほど展示いたします。
ギャラリー2549は、西武新宿線新井薬師前駅徒歩5分、またはJR中央線中野駅から徒歩15分ほど、新井薬師のすぐ近くです。
割と長い時間、くつろげるスペースになっていますので、ごゆっくりおくつろぎください。

銀座幸伸ギャラリーは、銀座線銀座駅から3分ほどです。
例年、2Fで開催しておりましたが、今回は1F、通りから入りやすいスペースです。


展示作品は1/4ほど入れ替わります。
F100号の大作から、F4号の小作品まで、見応えのある作品ばかりです。
お気軽に、絵画美術の素晴らしさ、エナジーに触れてください。
お気軽におこしください。

お待ちしております。

2018年10月15日月曜日

水回り他修理完了(BMW E39)

(前回までのあらすじ) 何の因果か神様は、個展直前のわたくしに、所用急用の日々とクルマの故障を与え給うたのです。 これでは取材どころか、個展の打ち合わせもままならぬ。 艱難辛苦か現実逃避か、神のみぞ知る。




とにかく水温が上がるのはサーモスタットの固着で間違いないわけですが
ついでなので、以下の部品を取り寄せて、交換することにしました。

サーモスタット
サーモスタットハウジング
ウォーターポンプ
ファンベルトテンショナープーリー2箇所

手順は細かく書いてませんので、手順が知りたくてこちらに来てくださった方には参考にならず申し訳ないのですが…

簡単にプロセスだけは書いておきますか。

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アンダーカバー、エキスパンションタンク、ラジエータシュラウドを外す
ファンを外す(要専用工具)
サーモスタットハウジングにつながるアッパーホースとロワーホースを外す
サーモスタットハウジングを外す(M10、M13)
サーモスタットを外す
テンショナーを緩めてベルトを外す(M16の柄の長いボックスレンチ必要。ボックスの肉厚注意)
テンショナープーリー2つをそれぞれ外す(M16ボックス)
ウォーターポンププーリーを外す(M8)
ウォーターポンプを外す(M10の長めのぼるとを用意して、両脇2つの穴からエンジン側に締め込んでやると抜ける)

組み付けはこの逆順で。
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さて…
外したサーモスタットを煮てみる。
これで開かなかったらサーモスタット。
開いてたらウォーターポンプ。
どっちにしても交換するけど。



全く開きませんでした。
メイドインジャーマニー、2年でオシャカ。
マジかよ。

ついでなので新品のおフランス製サーモスタットも煮てみました。
おふらんすとあっちゃ新品でも信用ならざるゆえ。

予想に反してちゃんと開きました。
(当たり前か)

なんとなく隙間が開いてるのがわかるでしょうか。

下の写真は、ウォーターポンプを外した跡のエンジン側。



ヘッド部分からちょっとオイルが漏れ始めているので、もしかするとと懸念していた冷却水へのオイルの混じりはありませんでした。安心。

ウォーターポンプ自体もキレイでガタツキもリークも無く、交換するのはちょっともったいないけど、予備整備のつもりで交換しよう。




水回りの何がめんどくさいって、部品とエンジン本体の取り付け端面の処理です。
きれいにしないと漏れる。
オイルストーン でもスクレイパーでも取れない、石化した何か。ガスケットじゃない。カルキ?アルミのサビかもしれない。
最後はペンティングナイフでこそぎ落としました。


これは古い方のウォーターポンプと、上に見えるのがサーモスタットの収まるところ。



ウォーターポンプの比較。
どちらもインペラーはきれいだが、新しい方はさらにアルミ切削っぽい一体モノに黒メッキが施されてる。
まさか?とは思ったが、切削で作る何かしらの工程メリットがあったんだろう。
一時は樹脂製が流行った。



上がサーモスタット、下がウォーターポンプ。




サーモスタットハウジングは、樹脂製。こんなんで高圧高温の水を受け止めている。
液体ガスケットを塗ってるところ。



WAKOSのガスケットは、昔一般的なガスケットが時間を置くので苦労してたのとは違い、速乾性でとても使い勝手がいいです。




プーリーの組み込みとファンベルト掛けは、作業が2つぐらい同時進行なのでちょっとだけ手こずります。二人がかりなら簡単ですが、一人だと手が足りない。

手順としては、まず下側のテンショナープーリー(写真下側に見える方)を組み、次に溝ありのプーリーを全て掛けてしまってから、テンショナープーリーのM16ボルトをレンチでえいやと締め込むと、一時的にテンショナーが緩みますから、そのスキにまず下側テンショナープーリーにベルトをかけてしまいます。
その際、レンチとベルトの位置関係が干渉しますから、レンチにベルトをかけるような感じで作業します。

そして最後にテンショナーを最大限に緩めた(作業としては力づくで締め込んでいる状態)で、上のテンションプーリーを奥に押し込みつつ、ベルトをかけながら、真ん中のM16の長いボルトを締め込んでいく…みたいな手順でやると、一人でもうまくいきます。



おまけ2つ。

その1)
クーラントのエア抜きをしてる時に、ヒーター全開にするので暑いんです。
それで窓も全開にするわけですが…。
つい、まだ修理していない右後部座席の窓を全開にしてしまい、閉まらなくなってしまいました。(開けたら最後、ドア内部に落ちたまま閉じない)
後にひけず、結局そっちの修理も合わせてやりました。

片手間にやる仕事か……。


その2)
最後の最後、アンダーカバーを取り付ける際に下回りチェックしたら、ヤなものを見つけてしまいました。


運転席側のブーツがパッカリ割れてました。

これじゃあ車検通らない。
早急にやらないとなあ。ここすんごくめんどくさい。
素人がやる仕事じゃないんだけど…。



このクルマ、果てしないわ。


取り敢えず、来月の個展までお預けです。
さ、絵描くぞ。

2018年10月11日木曜日

近況

今年はいろいろあって、ブログ更新のモチベーションがいまひとつなんですが
取り敢えず今年もなんとか二科展には出品できまして
今年の入選作は、これです。




サトチヒロの作品ギャラリー→http://chihirogallery.blogspot.com

80号です。
欲しい方いらっしゃいましたらご一報ください。


それから、数年前の二科展出品作のための小さな習作に少し手を加えて


クロッカスですね。

しばらくこういう系は描いてませんが、何も考えずに見たまんま(というか、具象物)を描くのはとっても気分転換になります。

クルマも相変わらず弄り倒してます。
ていうか、2年前に治したはずの部分がまた…。ここに一体いくら掛けてるんだ?的な。

「クルマおバカです」なブログ→ http://chihiro-car.blogspot.com

           ↑が一番更新が頻繁かも。