2017年9月28日木曜日

サトチヒロ展2017終了しました

9/18〜24の7日間に渡って開催した、サトチヒロ展2017「水晶と魂のエネルギー」、無事終えることができました。
全22点。圧巻の水晶シリーズでした。


貴重な時間を割いて、たくさんの方が絵を見に来てくださいました。本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。

とある評論家の方が訪ねてくださって、「30年以上あらゆる絵を見ているが、これは初めての体験だ」と驚嘆してくださいました。
「宣伝が足りない」ともおっしゃっていました。

確かに告知不足の感は否めず、来年はこの告知が一つのテーマになるかもしれません。


今年はみなさんの平均滞在時間がとても長く、それも嬉しいことでした。
じっくり見たい、ずっといたいという声も。

そして、水晶の絵は、実物は光を集めてとてもインパクトのある輝きを放つのですが、写真にするとどうしてもそれが存分に出てこない、つまり写真写りのあまりよろしくないものだという事実も判明したのでした。ネットにアップした写真では、おそらく半分もその魅力を伝えられてないのではないかなと思います。

この辺の課題克服も、来年に向けての宿題になりそうです。



終わった翌日、ほっとしてちょっと気が緩み軽い風邪をひいてしまいました。
ブログ更新が遅れてしまいごめんなさい。
なにはともあれ、今年も本当にありがとうございました。



2017年9月19日火曜日

サトチヒロ個展始まりました

ギリギリまで準備作業が続いたサトチヒロ展2017「水晶と魂のエネルギー」が、今日から始まりました。

総数22点のうち、18点が「水晶の絵シリーズ」という、初めての試み。

ギャラリー中が水晶の輝きで満ちています。




以下、水晶の絵シリーズの説明からの引用です
-------------------------------------------------------------
ここにある絵の、ガラスの粒のようなのは、全て天然の水晶を散りばめたものです。
 水晶は、わたしがデザイナーとして、またカウンセラーとして、素材研究をしている頃に出会ったものです。

 科学的には、圧力を加えると電気が発生する不思議な石です。またとても力のある石とされ、貴石、半貴石の基本となる石とされています。
 伝統的にも気の浄化やカームダウン、瞑想を助けてくれるなど、水晶は本当に素晴らしい石です。そして何よりも、絵画の素材としても必要不可欠なものです。日本画の透き通った白は水晶を粉末にして作られます。
 絵のパワー、それをわたしは「光を集める」と呼んでいますが、水晶は光を集めて絵の放つエネルギーを、より強く豊かにしてくれます。
 わたしはこの水晶を粉末ではなく、サザレ(細石)として使い、油彩やアクリルと組み合わせています。
 わたしは長い間、なかなか目に見ることの少ない、魂のエネルギーや気の姿を、絵にしたいと試行錯誤してきました。その一つの結論がこの「水晶の絵シリーズ」と、そこから続く作品たちです。


 ぜひ、水晶の絵の独特の輝きとエネルギーを味わってください。きっとあなたの心の奥底に、懐かしく輝かしい感覚を呼び覚ましてくれることでしょう。
------------------------------------------------------------



ぜひ足をお運びください。
サトチヒロ展は、9/18〜9/24(日)
銀座幸伸ギャラリー2F(東京都中央区銀座 7-7-1)
11時〜18時(最終日は17時まで)




2017年9月12日火曜日

水晶の絵のその先へ




水晶の絵に全身全霊を込めつつも
「その先」があることを、僕は知っていました。

それは一対になるものです。
「その先」があってこそ、水晶の絵はさらに生き輝きます。

水晶の絵は、輝き、気、光、魂のほとばしるようなエネルギーです。
生命が爆発するエネルギー、それは一気に爆発するのではなく、細胞一つ一つが満ちて宇宙に飛び出していくような放射です。

その後には、燃え尽きた抜け殻があるのではありません。
静かだけれど、不変の痕跡と記録、そして充実と完成です。
静寂、安寧、調和、詫び、そして永遠への叡智。

この絵の技法は、水晶の絵の変遷をそのまま表現しています。
一度水晶の絵を完成させた後、水晶を画面から剥がします。
その痕跡に、さらに色を重ねてゆきます。
水晶の絵以上に手間ひまと時間がかかります。

来年は、水晶の絵と「その先」について、もっとたくさんの素晴らしい世界をお見せすることができるでしょう。

--------------------------
この作品は、サトチヒロ個展2017で見ることができます。
9/18〜9/24
銀座幸伸ギャラリー2F
詳しくは個展なび「サトチヒロ個展2017」を御覧ください。