2016年11月19日土曜日

父82歳の誕生会

いつ訪ねても虚ろで眠ってばかりの父が、妹が訪ねて来ただけでいろんな反応や表情をする。

小さなレストランにてささやかな誕生日の会食。
流動食しか食べられないけれど。

特養の自分のベッドに戻ってからも、母や妹の手をいつまでも握って離さない。

誰なのかは分からなくても、意識の奥底では娘との再会が嬉しいのだという思いが伝ってくる。

あと何回こうして会えるだろう。

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