2016年4月13日水曜日

画家は実際の世界を見聞きしなければならない

抽象が心の中の世界をなんのモチーフもヒントもなく純粋に描き出せるのなんて、本当にわずかなパターンしかないのだ。

そんなのの大抵は堂々巡りや同じようなパターンばかりで、誰が描いたのかさえも分からなくなってしまう始末だ。

画家はどんなに内省的で抽象的な表現になろうとも、外界の観察を怠ってはならない。

絵を描くことと同じかそれ以上に、モチーフを見るという事は重要不可欠な芸術の基礎なのである。

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