2010年4月26日月曜日

激動の時代だからもっとやさしくなりたい

レイハラカミのキッチンライブを、Ustreamで観た。
日曜日の深夜に、ピーク時で3,700人以上が閲覧した。
Twitterで主催者が告知し、興味のある人だけがそのリンクにアクセスする。
ライブを見ながら聴きながら、オーディエンスはタイムラインに思い思いに書き込んでゆく。流れてゆくタイムラインが、瞬間の共有を象徴する。
それはTVでは絶対に見る事ができない世界だ。
Ustreamでは、毎日のようにミュージシャンがスタジオライブを行い、ビジネス講師がセミナーをしている。日本を代表する実業家がライブで講演している。有名無名の無数の人たちが、自分を世界に発信している。
それらが全て無料で提供されている。
玉石混淆ではあるものの、それらは今までのテレビやDVDなどの旧メディアでは考えられなかった様なプロセスで、私たちに、「エンターテインメント」「知識」「共感」を届けてくれる。
ものすごい時代のど真ん中にいて、私たちは毎日、時代が激変しつつあるのを実感している。
私の仕事もまた、Ustreamを駆使すれば、今まで考えられなかった様な事がたくさんできる。そのアイデアの10や20は、すぐにでも思いつく。
その可能性にワクワクもし、はやる気持ちを抑えきれないでもいる。
しかし同時に、私はクライアントの一人一人を思い浮かべながら、この人やあの人にとっては、Ustreamもインターネットもずっと遠い世界なのだなあと、思いを馳せる。
普段、私に電話でセッションの予約を入れてくれる、パソコンも触った事のないあの人が、もしも、iPadでもいいからUsreamで私のライブ映像 にアクセスできて、そして日頃から私の声や言葉を届けることができたら、本人からの簡単な質問に答える事ができたのなら、あの人はきっと、今よりもずっと ずっと日々を充実させ、自分の幸福を追求していける筋力を強く持てるようになるに違いないのに。。。と。
多くの人がインターネットを自分のツールとして使いこなせるようになった今でも、やっぱりそこに到達できずにいる人の中に、私の手助けを必要としている人が、少なからずいる。
どうしたら、この思いと言葉を届けられるだろう。

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